LINE世代、「既読スルー(KS)」から「未読放置(MH)」へ。今一度LINEの使い方を考えましょう!
2015/03/22
日常的にLINEを使う世代では「既読スルー(KS)」ではなく、「未読放置(MH)」という、既読をつけないまま放っておく人が増えています。
LINEがサービスを開始したのが2011年6月23日。その後、サービス開始から2年5カ月でユーザーが3億人突破し、現在ではユーザー数4.9億人を誇っています。今やLINEは日常ではメールに代わって、無くてはならない存在にまでなっています。
LINEは相手と自分の会話の流れが把握できて、気軽にメッセージを送り合えるのが魅力です。簡単に感情を表現できる「スタンプ」が人気なのも、そういった気軽に素早く会話する手段だからです。
新しいメッセージツールとして登場したLINEですが、当初から賛否両論の対象となっているのが、相手が自分の送ったメッセージを読んだかどうかがわかるという「既読」機能です。
この機能は、相手の安否が分かるので便利であると共に、トラブルの元にもなりました。
「KS(既読スルー)」(読んだのに返事をしない)
については未だに気にする派と気にしない派がいるようです。最近では既読をつけずにLINEを見るアプリまで登場しています。アプリのダウンロードページ(Google play等)で「line 既読 つけない」と検索するとたくさん出てきます。
「既読スルーされた!!」
「見たなら返事して!!」
と思われることを避けたいというわけです。そんな中、日常的にLINEを使う世代では「既読スルー(KS)」ではなく、「未読放置(MH)」が増えています。
通知画面でおおまかに内容を把握しておいて、実際のメッセージは返事をする余裕ができるまでは開封もしないわけです。
一度既読がついてしまうと、後から来た他の人からのメッセージによって大切なメッセージが流れてしまうため、あえて既読をつけないという意図です。
私としては、「既読を求めるかどうかを選択できる」機能をLINEに標準装備すれば良いのでは?と思っています。
例えば、待ち合わせなどで、「ごめん、10分遅れるm(_ _)m」と相手に送った場合は、相手に伝わったかどうかが知りたい為、「既読」機能は欲しいですよね?
逆に、「俳優の○○が結婚だって!」のように、時間ができた時に返信すれば良さそうなものに関しては、「既読」機能は必要ない気がします。
親しい友人とのコミュニケーションツールとして人気になったLINEですが、その便利さ故にメールの代わりとして使用する人が増えてきました。
親しい友人以外の登録が増えてしまい、「既読」問題が起こるのは必然のような気がします。
関連記事
-
キングソフトの「猫セキュリティ」ちょっと試してみたいかも?
無料セキュリティソフトで「猫セキュリティ」なるものがリリースされました! 実際に …
-
「確率」と「確立」の意味と違いは?間違いが多い理由は?
「確率」と「確立」の意味と違いは? 間違いが多い理由は?